やっぱりバックアップって重要
ファイルメーカーで作業していると、時々バックアップを残しておけばよかったなぁ
という場面に遭遇する場合がある
とはいえ、毎回ファイルメーカーを閉じるときにバックアップを作っていくととんでもない容量を使っていたりする
まずはバックアップ方法から考える
バックアップの方法は3つあると思っている
- ファイルに日付を加えてバックアップ
- 同じファイル名で特定の場所にバックアップ
- バージョンごとにバックアップ
ファイルに日付を加えてバックアップ
現在使っているファイルと同じ階層にバックアップ用のフォルダを作って、その下にファイル名に日付が入ったデータを保存するスクリプト
スタンダード、ただファイルが溜まっていくから、手動で削除しなければならないのがデメリット
変数「$DayBuckUp」という名前をつけて、自分のファイル名に今日の日付をつける
こんな感じかな
これで「ファイル名_20240103.fmp12」みたいなファイル名で保存される
"file:BackUp/"
& Get (ファイル名)
& "_"
&Year ( Get ( 日付 ) )
& If ( Month ( Get ( 日付 ) ) ≥ 10 ; Month ( Get ( 日付 ) ) ; "0" & Month ( Get ( 日付 ) ) )
& If (Day ( Get ( 日付 ) ) ≥ 10 ; Day ( Get ( 日付 ) ) ; "0" & Day ( Get ( 日付 ) ) )
& ".fmp12"
古いファイルを残したくない
バックアップは重要だが、ファイル名が違うと履歴として日々ファイルが増えていく
定期的にクリーンアップすればいいのだが、それもなかなか面倒ください
そんな時は同じファイル名で特定の場所にバックアップ
まずは変数でファイルの保存先を作成
うんシンプル
そして、このスクリプトはファイルを閉じるときに実行させよう
"file:BackUp/"
& Get (ファイル名)
& ".fmp12"
バージョンで管理する
あんまり使わないかもしれないけど、バージョンで管理する方法も考えてみようかな
Ver.1.2.3みたいな管理がスタンダードと思うので、これを元に考えてみる
- バージョンメジャー
- バージョンマイナー
- バージョンパッチ
という3つのフィールドを作成
そこに各バージョンを入れていくイメージ
せっかくなので、ボタンを押せばバージョンが上がってバックアップを行うというスクリプトも入れてみよう
まずはバージョンパッチ
これは、ボタンを押すと、現在バージョンパッチに入っている数字に「1」を足すというシンプルなもの
計算結果を挿入を使う
次はバージョンマイナー
これも、ボタンを押せばカウントアップして、パッチを1に戻す
最後はバージョンメジャー
これも、ボタンを押せばカウントアップして、マイナーとパッチを1に戻す
変数は、バージョンの間はアンダーバーで区切ってみた
"file:BackUp/"
& Get (ファイル名)
& "Ver"
& テンプレメニュー::バージョンメジャー
& "_"
& テンプレメニュー::バージョンマイナー
& "_"
& テンプレメニュー::バージョンパッチ
& ".fmp12"
これで完成
3種類はこんな感じでファイルが出来るよ
ボタンにスクリプトを埋めてこれで完成